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【2009年5月初旬、我が家が初めて訪れたシャパーダ・ジアマンチーナ2泊3日の旅レポート】
1日目:レンソイスの街から歩いて巡るプチアドベンチャー、Serrano ミニトレッキング
2日目:車+徒歩でシャパーダの名所(北部)を一通り巡るツアーに参加
3日目:天然の岩でできた滑り台で滝すべりに挑戦
レンソイスの宿とレストラン

3日目

旅の最終日。この日の午後1時半のバスでサルバドールに戻ることにしていたけれど、午前中、もうひとつのトレッキングに行くことにしていた。初日の夕方に行きそびれた場所。
今日は宿から全行程歩いて行くのだ。正直、この2日間の疲れが結構たまってて、微妙に足も筋肉痛になってて、うぅ、私がんばれるかしら…と弱気のスタート。朝8時半の出発だった。



初日と同じく石畳の道を通りセントロを抜けて、林の中のルートへ向かう。



途中、川で洗濯をしているおばさんたちを目にする。シーツを岩の上で干していますよ。
そういえば一つ上の写真で、左側に映っている女性。頭の上のバケツには洗濯後の服が入っていませんか?!

この街では川で洗濯するのがスタンダードらしいですね。
ちなみにこの川は、茶色い水の原水をしっかり濾過して、各家庭に届く状態の透明な水になっています。だからここに人々が集まるのね。

時間があれば入ってみたかったのが、ここ。Oficina do Garimpeiro(オフィシーナ・ド・ガリンペイロ)。ガリンペイロとは、ダイヤモンド発掘人のことを指し、この施設では当時の作業風景を再現して見せてくれるんだって。
施設の前に立っていた人形の服装が、当時の作業服。大きなナイフで、地表を掘り割って行ったのですね。



街を抜けると、林の中の歩道。ここはあまりアップダウンもなく、岩がゴロゴロの場所も少なくて歩きやすい。が、距離が結構ある(片道1時間!)ので、小さい子にはつらい…
ということで、勝手知ったるガイド氏に、みずから肩車をリクエストする次男。大物じゃ…。

到着したスポットは、Ribeirão do Meio(ヒベイラォン・ド・メイオ)という川。中央大川、とでも直訳できるかな?
確かにこれまで見た川のどれより、川幅が広い。そして…

ここの名物は「Tobogão」(トボガォン)、滑り台と聞いていた。
滑り台って?
川で天然の滑り台ってどういうことよ???



こういうことでした。

長蛇の列を作って、滑り台街をしている大人たち。そして、滑り始める長男の様子です。




拡大図。




うーん、なかなか楽しそうじゃないの!
滑りながら叫ぶ悲鳴がまたすごい。みんな大げさに叫ぶ叫ぶ。
いや、でも、大げさじゃないのかも。かなり怖いのかも。

というのは、私、これだけは未体験なんですわ。一つには、水着の上にはく短パンを持ってなかったこと。ビキニパンツで滑ったら間違いなく下半身丸出しのわいせつ法違反状態になります。上の写真の女性も短パン履いてますね。
そして、さすがにこれは次男は無理でしょう、ってことで次男番。

体験した長男と夫に感想を聞いたところ、
「ちょっとおしりがゴツゴツするけど、痛くはないよ」
「昨日のロープ滑りよりずっと怖かったよ」
「今回のアトラクションの中で一番怖かったかも」
「でもおもしろいよ!」…とのこと。

滑り出しの部分、結構な高さがあるようです。まず最初の一歩が怖いらしい。そりゃそうよね、尻ひとつで、生身の人間が滑るんだもん。
想像するだけで私には無理〜。

でも、夫も長男も、2回も滑ってましたけどね。

半日で行って帰ってこれるお手軽スポットなので人気も高く、かなりの人が来ていました。景色もいいので、滑らずに眺めているだけの人も、私以外にもたくさんいましたよ。

帰りも1時間かけて宿に戻り、荷物をまとめてチェックアウト。予定時間の1時半から30分ほど遅れてバスは到着し、サルバドールに着いたのは夜の8時過ぎ。街は大ぶりの雨で、同じバイーア州でもずいぶん違うわ…と、所要6時間の距離を実感。
レンソイスを夜の11時半に出る夜行バスで戻る手もあったけど、数日のトレッキング疲れや、翌日の出勤・通学を考えても、この時間のバスにして正解。バスターミナルから近いShopping Iguatemiで夕食をとり、帰宅しました。

レンソイスの宿とレストランに続く