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1.サルバドールのカルナヴァルって?
2.参加するためにはどうしたら?
★もうひとつのカルナヴァル…日本人太鼓バンド、ナタカトシアに参加する!見る!

さて、ここまで、出場までの準備がやたら面倒でお金もかかる「トリオ・エレトリコ」について詳しく書いてきましたが、これって短期でサルヴァドールのカルナヴァルを見に来るお客さんにはちょっと大変かも…と思わなくもありません。正直。
確かに、世界最大級のバカ騒ぎパレードをぜひ体験してもらいたいのはやまやまですが、まぁ上記のような理由から、なかなか実現できない方も多いかも知れません。
でも、サルバドールはトリオ・エレトリコだけじゃないんですよ!
もしかしたらトリオよりすごいかも知れない、ペロウリーニョのバンドがあるんですよ。
しかも鑑賞はもちろん無料!!!
その名も「ナタカトシア」。


【参加するには】
このバンド、日本人だけで組織されるということだけでもすごいのですが、
さらにすごいことに、もしあなたが2月、
・学生で、休暇中である
・社会人で、2週間くらい休暇がとれる
・仕事をしてないから時間がたっぷりある
…このどれかに当てはまり、ブラジル往復航空券が購入できる財力があり、やる気と体力があるなら、あなたもそのメンバーの一員として太鼓でパレードに参加できるんです!


やりたい人はみんな集まれ〜!という、太っ腹なオーナーの直也氏。
だけど練習は、部活動の強化合宿並みに、ほとんど朝から晩まで毎日だし、内容も決して楽なものではありません。
パートごとの熱心な練習あり、夜の合同練習あり。夜なんて9時まで音出してました。
サルバドールつながりということで何度か宿に遊びに行かせてもらっている関係で、カルナヴァル1週間前のある夜、特別に練習を見学させてもらったのですが…
その練習場たるや、熱気とやる気と汗と涙?でもうムンムンのサウナ状態。
出場何度目かのベテランも、日本で演奏活動をしているセミプロの人も、つい数日前に到着したばかりの初心者の人も、みんな真剣に特訓してます。


でも。
くやしいくらい、みんながまぶしい。
エネルギー爆発、はじけるパワーがすっごく素敵。かっこいい。
うらやましすぎる…。


あぁ私も夫と子供がいなければ、間違いなく真っ先に参加しているだろうよ(笑)。
合宿状態で、たとえば衣装や照明なども手作りだし、それぞれに役割分担しながらみんなで作り上げていく「その年限り」のバンドなので、なお宿に寝泊まりして結束力を固めることは必須。
そういう意味で、基本的に、なお宿に宿泊する人限定で参加できるというわけです。
宿泊料金はこの時期かなり格安の、1週間で


具体的な参加方法とか、いつまでに宿に到着しなければいけないかなど、詳細はなお宿のサイトもしくはミクシィのなお宿コミュニティで直接、直也氏にお問い合わせください。
(おおむね、カルナヴァル開始日の1週間前くらいまでにチェックインすることが必要なようです。あまりカルナヴァル目前すぎると、準備が間に合わないので、演奏には参加できないこともあるそうです。そりゃそうだ、数日前にはほとんど演奏レベルは最高に近づいているから、そうとう経験者でもない限り付いていけないと思う…。ただその場合、スタッフとして何らかの形でバンドに参加できるようです。詳細はなお宿まで必ずご確認ください。)

なお宿 http://naoyado.com
mixiなお宿コミュ http://mixi.jp/view_community.pl?id=112644

【見学するには】
ナタカトシアの演奏は、夜間、ペロウリーニョ会場で行われるそうです。
ただ、はっきりした時間帯は、本当に直前にならないとわからないようで、ここで何曜日の何時…と書くことはできません。


土日にやることが多いようですので、カーニバル期間中の土日の夜、ペロウリーニョでその出現を待ち構えましょう!!!
ペロウリーニョでは、小規模なグループがアットホームに演奏を繰り広げているので、もちろん、ナタカトシア以外のバンドも楽しめます。
仮装をした小さい子供の姿や、家族連れも多く訪れる、比較的安全なカルナヴァルを楽しめます。
少なくとも、満員電車状態はありません。
ナタカトシアは地元でもよく知られたバンドなので、土産物店のおじちゃんに「バンダ・ジャポネーザの演奏始まってる?」などと聞けば、きっと答えてくれるでしょう。


その演奏レベルの高さには驚かされますよ。
同じ日本人であることに、誇りすら覚えます。


地球の反対側のブラジルのサルバドールで、街最大のお祭りで、地元の人たちに負けないレベルの演奏を披露する日本人軍団。
想像するだけですごいと思いません?!

もしその演奏に自分も参加してたら…なんて想像するだけで、鳥肌が立ちません?!
3.サルバドール参加レポート(2007年2月18〜20日)
(1)熱狂に包まれたサルバドールへ向かう(一日目移動編)
(2)サンバじゃないカルナヴァル…初心者には難しいサルバドール?(一日目チケット購入編)
(3)海沿いのお値打ちホテルは眠れぬ夜(一日目宿泊編)

(4)家族で市内観光へ〜歴史地区を歩く(二日目観光編)
(5)ダニエラ・メルクリと踊る夜…馬鹿騒ぎのブロッコ(二日目パレード参加編)
(6)バイアの人気歌手続々登場!のカマロッチ体験(三日目パレード鑑賞編)