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4.交通 ≪サルバドールへの行き方(日本から)≫ サンパウロー成田間は、迷わず「JALが便利!」と言えますが、サンパウロから飛行機でさらに約3時間の移動が必要となるサルバドールの場合、必ずしもJALがベストとも言い難いような気がします。 成田ーNYーサンパウローサルバドールということで、3回乗換ですもの。 日本ーサルバドールの交通手段として、サンパウロを通らないルートの中でいくつか考えられるのは以下の通り。 ★日本ーヨーロッパーサルバドール(乗換2回) サルバドール〜フランクフルト サルバドール〜パリ に直行便があります。 フランクフルト〜日本、パリ〜日本もやはり直行便があります。 いろいろパターンを組み合わせて使えそうですね。 ★成田ーロスーマイアミーサルバドール(乗換3回) アメリカン航空から最近出たルートだそうです。実際に2009年1月に利用した友人Tちゃんによると、各空港での待ち時間が少なく、トータル時間も思ったよりかからないので楽でした!とのこと。ロス、マイアミの空港も楽しいんだそうです。それはポイント高い!だって、サンパウロの空港は全然面白くないんですもん。 このほかにも、アメリカ系エアラインを使うルートはありそうです。要調査。 ★羽田ーソウルードバイーサンパウローサルバドール(乗換4回) なんと、いったん韓国に入ってからのブラジル行きです。しかしこれは非常に料金が安かったそうです。2008年12月末に利用した方に聞きましたが、確かに時間はちょっとかかるけど羽田発だし、とにかく安いので!とのこと。いま韓国通貨がとてもお得な状態になっていて、それも大きく影響しているようです。 安い時期に当たると、往復15万円くらいで買えるとか…。地球の反対側まで飛んで15万円って、安いですよね?! ≪サルバドールでの移動≫ ★空港から市内まで… 1.タクシー(おすすめ) ホテルの場所にもよりますが、60〜80レアル(約2400〜3200円)くらいします。結構遠いんです、サルバドールの空港って。セントロからだと車で45分くらいかかります。なのでこのタクシー料金も仕方ないのかと…。 なおタクシーは、空港内のタクシーカウンターで行き先を告げ、料金を払い(カード払い可能)、そのときにもらうレシートを、外のタクシー乗り場にいる運転手さんに渡して乗り込みます。カウンターを通らず、直接タクシー乗り場に行っても構いません。 2.乗合マイクロバス エコノミー派の方には、セントロ(Praça da Sé)行きのマイクロバス、片道4レアル(約160円)があります。路線バスとは違い、車内はエアコンが効いていて快適。荷物が極端に多いと厳しいですが、バックパッカーは普通に乗ってます。空港出口を出て横断歩道をひとつ渡り、ちょっとした軽食を売っている屋台の右隣あたりにバス停があります。時刻表は特にないので、ひたすら来るのを待ちましょう。 乗ったら、運転手さんに、降りたい場所を告げ、近づいたら教えてもらうようお願いします。このバスは、空港を出た後、イタプアンあたりから海沿いの道をずっと走り、バッハを北上してセントロに入るはずです。途中、ペスターナやブルーツリーのあるRio Vermehlo、オットンのあるOndina、マラズールやモンチパスコアルのあるBarraを通過しますので、ホテル名を言っても大丈夫でしょう。 この「4レアル」バスには、極端に貧しい人や、物売りの兄さんは乗ってこないので、比較的安全な感じです。 (後述する「2レアルバス」は、本当に庶民の足なので、いろいろな階層の人が乗って来ます) ★サルバドール市内での移動 基本はタクシーで。 タクシーの初乗りは3.45ヘアイス(約150円)(2009年2月現在)。日本よりはずっと安いです。が、こちらの物価を考慮すると、やはり庶民の乗り物とは言えません。 でも、この街には、鉄道も地下鉄もなく、タクシーを除いては路線バスに乗るか、徒歩か…の選択しかありません。 初めての街で、ややこしい路線バスに乗るのはとても大変です。 なので、ふところにそれなりに余裕がある人は、タクシーを使ってください。 ちなみに、 たとえば歴史地区からオンジーナのホテルまで移動する場合、片道約20レアル。 オンジーナのホテルからイタプアンビーチまで移動する場合、片道約35レアル。 空港から歴史地区になると約70レアルとなります。 サルバドールは結構大きい街なので、移動距離も案外長いのです。 時間帯によっては激しい渋滞に見舞われることもあり、そんなときはますます料金アップ…。 タクシー利用時の注意点 流しのタクシーには「外国人とみると平気で高値をふっかけてくる悪徳ドライバー」が多いのです。 本当にあった話ですが、ある日本人男性がショッピング・イグアテミーからブロッタスまでタクシーで行こうとしたとき、ドライバーはメーターを倒さず「一律料金で20ヘアイスだ」と言って聞かなかったそうです。通常の2倍の料金です。 彼はポルトガル語が話せず、それ以上交渉することもできなかったため、仕方なく20ヘアイス払って乗ったそうです。 悲しいことに、ポル語を話さない外国人ということがわかると、こんな風に強気でだましてくるドライバーが存在するんですね…。 こういった悔しいことを避けるために、タクシーは、流しの個人タクシーではなく「無線タクシー」(Radio Taxi)を呼びましょう。 無線タクシーはドライバーたちの協同組合のような形になっていて、配車センターがあり、電話でタクシーを呼ぶと利用者の近くにいる車に無線で連絡が入る…という、日本のタクシー会社のシステムと同じようになっています。 この無線タクシーは、車体が新しくて快適なことに加え、エアコンも無料でつけ放題!(なんと、個人タクシーは、頼まないとエアコンを入れてくれない!しかも、お客が頼んでつけてもらった場合、乗車料金の2割をエアコン代として請求される!!) 主要なホテルやレストランでは、客にタクシーを依頼される場合、こういった無線タクシー会社の車を呼んでいます。 あなたがもしホテルやレストランからタクシーに乗りたい場合は、店のスタッフに頼めばOKです。 また、街角に「タクシーポント」もしくは「ポント・ジ・タクシー」と呼ばれるタクシー待合所があることもあります。 そこから利用するのもいいでしょう。 しかしこの場合、個人タクシーも含まれていますから、悪徳ドライバーにつかまらないように注意しましょう…。あくまでも乗る前に料金交渉を!! 我が家がよく利用するおすすめ無線タクシー会社(いずれも24時間OK) ・LIGUE TAXI(リーゲ・タクシー) (71)3277-7777 ・RODOTAXI(ホドタクシー) (71)3388-4111/4825 (番外編)上級者には路線バスを。 路線バスは、時刻表も路線図もなく、地元の人でも自分が利用する路線のことしか知らない…という、非常にマニアックで初心者には難易度が高い乗り物だと私は思います。 でも、たとえばバックパッカーで世界各地の路線バスを利用するような人にとっては、ここブラジルのバスも同じようなものかも知れません。 ちなみに私は、東京の路線バスですら、複雑でわかりにくくて、人に教えるのも一苦労というタイプでした。 ここサルバドールのバスは、そんな東京の路線バスと同じくらい複雑かも知れません。 とは言え、やはり、片道一律2.20ヘアイス(約100円)という安さは魅力です。 利用する路線によっては、比較的わかりやすいものもありますので、もし挑戦してみたいと言う方はここをクリックして、詳しい乗車方法(恐ろしく長文ですよ!)をご覧ください。 |