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A reportagem da minha
participação do carnaval 2007
カーニバル2007
参加体験レポート
1.サルバドールのカーニバルって?
2.参加するためにはどうしたら?
3.サルバドール参加レポート(2007年2月18〜20日)
このレポートは、2007年当時、私がサンパウロに住んでいた頃にサルバドールへ「カーニバル参加のための個人手配旅行」をしたときの体験談です。為替レートやホテルの宿泊費など、現在とは違う内容になっていることだけ注意して読んでください。

(1)熱狂に包まれたサルバドールへ向かう(一日目移動編)

サンパウロのサンバパレードが金曜の夜に開幕し、初めて踊り子として出場した今年のカルナヴァル。

翌土曜日の午前6時ごろ家に帰り、へろへろになりつつ仮眠をとり、なんと私たちは午後3時過ぎの飛行機で北東部の古都、サルバドールへと向かったのであった…。

カルナヴァルは年に一度きり。そして私たちがここブラジルでカルナヴァルを経験できるのはあと何回だろう。

ブラジルに何年住めるかわからない、だから行ける時に行っておかないと、見られるときに見ておかないと!という強い思いで、強烈なカルナヴァルのはしごを計画したのであった。

約2時間半ほどのフライトは、疲れた体にはちょっと長く感じたけど、うとうとした地球の歩き方を読んだりしているうちに到着した。

機内は満席。へぇ、やっぱりみんな同じようにサンパウロのパレードに出てから乗ったんだろうか?

初めての街、サルバドールは、もう夕暮れだというのにむわっと蒸し暑くて、肌がじっとりする感じ。同じブラジルでも、サンパウロとは全く違う、外国みたいな空気を感じた。

空港はサルバドールのカルナヴァルを宣伝するポスターや音楽で包まれていて、祭り一色という雰囲気!預け荷物を引き取りに行く途中の廊下に、バイア音楽の新鋭スターとして名高いBabado Novoのプロモーションコーナーがあった。

バイア系ミュージシャンは数あれど、コーナーが出来ていたのはBabadoだけ。今が旬なんだろうね。
ボーカルのクラウジア・レイチという女の子の等身大看板と一緒に家族揃って記念撮影した。ババドのサイトに掲載するからね、と係のお姉さんは言ってたけど…本当に載ってたよ。

空港内にはさっそくバイア名物のひとつ、バイアーナが存在していた。バイアーナとは、独特の白い衣装を身にまとった黒人のおばちゃん。バイア地方の象徴である。(カルナヴァルのパレードでもおなじみだね)

一緒に写真を撮るとお金をあげなければいけない、とガイドブックで読んでいたけど、ここにあったのは、観光地にありがちな、顔を穴から出して衣装写真を撮る系列の記念写真人形。一応私も撮ってみた。(お金は払わなかった…良かったのだろうか?)


荷物を無事引き取ったら、ホテル側が手配してくれたモトリスタ(送迎運転手)の姿を探す…と、向こうのほうから私たちを見つけてくれた。東洋人、しかも日本人なんてほとんどいなかったもんね、空港内に。もう一家は目立つ目立つ。

そうか、これがバイアってことなんだ。やっぱりサンパウロは日系人が圧倒的に多い街なんだ…と早速実感させられる。

浅黒い肌の若いお兄ちゃんが、これからホテルまでバンで連れて行ってくれる。

今回私たちは旅行会社を通さず、飛行機もホテルも個人手配していたので、空港からホテルへの移動手段は自分でタクシーに乗るしかなかった。ところがホテルに事前に電話したところ、ホテル側が有料で送迎バンを用意しますよ…ということだったのだ。

バンは大きいけど、乗るのは私たち家族だけだった。おかげでホテルまでの長い道のり…70キロくらい?結構遠い…を、子どもたちは車内で横になりながら休むことが出来た。

車が出発してすぐに私たちは料金交渉をした。予約時にホテルから言われていた値段は、ホテルまでの送りで75ヘアイス。まぁこれは相場らしい。

しかし私たちはホテルに行く前に、一箇所立ち寄りたい場所があったのだ。ホテルへの途中の道にあると思っていたから、手間賃としてせいぜい10ヘアイス程度上乗せすればOKだろうと考えていたら…

お兄ちゃんの求めた金額はなんと150ヘアイス、倍であった。

途中ちょこっと立ち寄るだけなのに、倍はないんじゃないの?通り道でしょ?もしかして大幅にぼられてる???と思い、正直に、これはいくらなんでも高すぎるよ〜せいぜい85にしてよ〜と泣きついた。

すると兄ちゃんも負けてはいない。今はカルナヴァル中で通常のルートを通れないから、通り道じゃないんだよ、と。かなり遠回りなんだから、と。それでも彼は150を120までまけてくれた。それでも高いけど、仕方ないか。

このときに限らず、サルバドールでは、タクシーの金額交渉に結構神経をすり減らしたなぁ…。他のエピソードはまたその時に詳しく。

とりあえず、なんとか料金交渉も終わり、一路、カルナヴァル参加チケットの引き取り場所へと車を走らせてもらった。

(2)に続く
(2)サンバじゃないカルナヴァル…初心者には難しいサルバドール?(一日目チケット購入編)
(3)海沿いのお値打ちホテルは眠れぬ夜(一日目宿泊編)
(4)家族で市内観光へ〜歴史地区を歩く(二日目観光編)

(5)ダニエラ・メルクリと踊る夜…馬鹿騒ぎのブロッコ(二日目パレード参加編)
(6)バイアの人気歌手続々登場!のカマロッチ体験(三日目パレード鑑賞編)