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A reportagem da minha
participação do carnaval 2007
カーニバル2007
参加体験レポート
1.サルバドールのカーニバルって?
2.参加するためにはどうしたら?
3.サルバドール参加レポート(2007年2月18〜20日)
(1)熱狂に包まれたサルバドールへ向かう(一日目移動編)

(2)サンバじゃないカルナヴァル…初心者には難しいサルバドール?(一日目チケット購入編)

さて空港到着後、私たちがまず向かったのは、Aeroclube Plaza Show(アエロクルービ・プラザ・ショウ)という施設。ここはショッピングモール兼遊技場のようなところで、サルバドールカルナヴァルの販売関連の拠点になっているのだ。(注:2009年1月現在、改装工事中で休業中。)

販売関連の拠点とは要するにカーニバル参加のためのチケットや、Tシャツや帽子などの記念グッズを扱っている唯一の場所。

ちなみにカルナヴァル自体は、こことは全然別の数ヶ所で繰り広げられる。

ここは単に販売だけのための場所…。

なのに。着いてみたらものすごい人・人・人!!!ショッピングモールの駐車場は満杯、広場前は人だかりで前に進むのも難しいほど。なぜこんなところに集まるわけーーー???カルナヴァル会場はここじゃないんだけどーーー???

よくよく見ていると、人々はどうやら、ダフ屋から参加チケットを買おうとしているようだった。

正規の販売窓口はショッピングモールの中に設けられているのだが、屋外の広場には非合法の(?)売り子がいっぱい。うーん、ダフ屋が発生するほど人気なのか、サルバドールのカルナヴァルって…。

ところで。
サルバドールのカルナヴァルに行くと決めてから、いくつかアシェのCDを聞いて、どのアーティストに着いて行こうか考えた。
過去に行ったことのある方から話を聞き、それぞれのアーティストの特徴なども教えてもらった。

そして日程や会場、子どもたちをシッターさんに預ける時間帯なども考慮して決定し、事前にネットでチケットを購入しておいた。そのチケットを、前述の販売窓口まで引き取りに行かなきゃいけなかったんですよ。

チケットだけならオンラインで送ってもらって印刷でもすればいいじゃん?と思うけど、チケット代にはパレード参加に欠かせないアバダーと呼ばれる「お揃いTシャツ」が含まれているのだ。このお揃いTシャツを着ている者のみが、アーティストに着いて歩ける…というわけだ。

だからなんとしてもTシャツは受け取らなければならない

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たかがTシャツ、でもこのTシャツがチケットなのだよ。世界一高価なTシャツかも知れない。いま、ブラジル中で大人気のアシェ歌手、Ivete Sangalo(イベッチ・サンガーロ)のブロッコになると、なんと!750ヘアイス…。一枚のTシャツが約3万円ですよ奥さんっ!!!!!

誰が買うの????

…でもいるんですね、買えるお金持ちが。さすが格差社会の国、ブラジルであります…。

なお私たちは、バッハ・オンジーナのブロッコをひとつ(Crocodilo、Daniela Mercury:ダニエラ・メルクリ出演)→190ヘアイス
カンポ・グランジのカマロッチをひとつ(Camarote Central)→210ヘアイスを購入。

平均価格帯は150〜350ヘアイスくらいかな(2007年現在。2009年は全体的に価格が底上げされてた)。イベッチとシクレッチだけが、ずば抜けて高いのであった。ダフ屋ではいくらで取引されているのかなぁ。

かくして、私達も正規窓口にて無事Tシャツを受け取り、総額数万円相当とは思えないきゃしゃなポリエステル製Tシャツを大事に大事に抱えてホテルへ向かったのであった。

このTシャツ、どうやら事前にサンパウロまで送ってもらうことも出来たようで、サンパウロから飛行機で持参する人もいるらしい。空港で荷物を預ける際、係員から「中にTシャツは入ってないか?Tシャツは手荷物にしてくれ」と言われたのだった。

そうだよね、数万円のTシャツ… それは貴重品扱いに相当するよね。実際、なくなってトラブルになるケースもあるんだそうだ。恐るべし、カルナヴァルTシャツ。

(3)につづく

(3)海沿いのお値打ちホテルは眠れぬ夜(一日目宿泊編)
(4)家族で市内観光へ〜歴史地区を歩く(二日目観光編)

(5)ダニエラ・メルクリと踊る夜…馬鹿騒ぎのブロッコ(二日目パレード参加編)
(6)バイアの人気歌手続々登場!のカマロッチ体験(三日目パレード鑑賞編)