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サルバドールのカーニバルは、リオ、レシフェと並んで「ブラジル3大カルナヴァル」と呼ばれ、人気・規模ともにブラジル最大と言えます。
ただ、サルバドールのものは、日本人が一番イメージしやすい「リオのカーニバル」…いわゆるセクシーなお姉さんが激しくサンバステップを踏み、巨大できらびやかな山車がパレードする…というものとは全く違うスタイルのカルナヴァルなのです。

リオ・サンパウロは「鑑賞型」、サルバドールは「参加型」のカルナヴァルと言われています。お客さんが誰でもパレードに参加できる、という点で他とは異なっているんですね〜
写真は、2007年2月のBloco Camaleão(Chiclete com Banana) em Circuito Osmar。これみんな、普通の観光客のみなさんですよ。

私自身、初めて参加した時は、事前の準備などややわかりにくい点もあり、すこし戸惑いました。
参加するためにはお揃いのTシャツを買わなきゃいけなくて、その値段が想像以上に高いとか。(リオやサンパウロに負けないくらい実はお金がかかるのだ→自由に適当にパレードについて行けるもの…と思ってたら、ちゃんとお金を払ってパレードエリアに入ることが必要だったり。あ、もちろん、昔ながらのこぢんまりとした無料鑑賞可能なパレードも残っていますが!)

と、まぁ、結局サルバドールのカーニバルも年々商業主義がすすみ、ツーリスト向けの高価なイベントになってしまっている面は否めませんが。

でも、ものすごくエキサイティングで、はじけてて、世界中どこを探してもちょっとお目にかかれないタイプのお祭り騒ぎであることには間違いなく。
もしサルバドールを訪れるなら、一日くらい、理性を捨てて、我を捨てて(笑)カルナヴァルの熱狂に包まれてみてはいかがでしょう…

(以下、タイトルをクリックするとレポート記事が読めます)
(地元ではカルナヴァルと発音しますが、日本ではカーニバルの方が馴染みがいいのでなるべくカーニバルと書きます。でも現地ではカルナヴァルと言わなきゃ通じませんのでご注意を!)
1.サルバドールのカルナヴァルって?
2.参加するためにはどうしたら?
3.サルバドール参加レポート(2007年2月18〜20日)
(1)熱狂に包まれたサルバドールへ向かう(一日目移動編)
(2)サンバじゃないカルナヴァル…初心者には難しいサルバドール?(一日目チケット購入編)
(3)海沿いのお値打ちホテルは眠れぬ夜(一日目宿泊編)

(4)家族で市内観光へ〜歴史地区を歩く(二日目観光編)
(5)ダニエラ・メルクリと踊る夜…馬鹿騒ぎのブロッコ(二日目パレード参加編)
(6)バイアの人気歌手続々登場!のカマロッチ体験(三日目パレード鑑賞編)