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Rota das Emoções |
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| １日目 約２時間のフライトを経て、サルバドールからフォルタレーザへ移動。１日目の移動が朝９時半のバスだったことから、深夜便で前泊した。 フォルタレーザは、多くの政治家を輩出している都市だそうで、そのせいか都市の整備が進んでいる。確かに、サルバドールやマセイオやレシフェなど、他のノルデスチの州都と比べると、近代的でおしゃれな雰囲気かも知れない。 泊まったホテル、Praiano Palace Hotel前のビーチは、ものすごく綺麗なわけでも、イマイチでもなく、平均点のビーチと言えるかな。コパカバーナビーチなどと違い、道路との段差がほとんどないビーチだから、広々と開けた感じがする。 .jpg) なぜこのホテルに前泊したかと言うと、ジェリコアコアラ行きのバスがこのホテル前に泊まるから。そうでなければ、長距離バスターミナルまでタクシーで移動する必要が出てくる。 ここなら、起きて朝食取って少し海辺を散歩しても、９時半のバスには十分間に合う。時は金なり。 さて、バスはRedencao（ヘデンサォン）という会社から出ている。ジェリ行きの長距離バスは、これしかないらしい。それは混み合うだろう…と、今回は事前にバスチケットを購入して置いた。これは大正解。 実際、席はほとんど埋まっていた。本数も少ないからね…（一日２本？サイトで確認をオススメします：http://www.redencaoonline.com.br/pt/index.html）なお料金はR$38。移動時間（約９時間）を考えれば安いものだと思う。 1.jpg) ９時半、ほぼ定刻でホテル前を出たバスは、市内をぐるぐる回り、長距離バスターミナルに寄り、さらには空港にも寄り…それだけで１時間が経過！ この先長いのに、こんなところで１時間もくってるよ…と思わずにいられない。ふぅ。 バス自体はまずまず快適。自然がいっぱいの山がちな車窓を楽しみながら、ひたすら進む。 途中、ぽつんぽつんと小さな街に立ち寄って、お客さんを拾っていく。しばらく走っては小さな町、一体ここはどいう町？ 見たことも聞いたこともない、セアラ州の内陸の町である。 そしてものすごい豪雨にも出くわす。 そう、この時期、雨がすごいのよ。すごいどころじゃなく、まさにこの付近の地域は水害で大きな人的被害が出ている。確かに、家の腰まで水が浸かった跡や、壊れた小屋などが車窓から見えた。自然の脅威… (あまりの豪雨被害に、この旅の実行は難しいのかも…とさえ思った。が、大丈夫との現地からの回答で、出かけた。時期はまだ雨期の終わりであった。） そしてこの雨はいつかやむのだろうか…。 1.jpg) ひたすら走り、途中、ランチのために小さなドライブインみたいな施設に止まった。まさに、このバスの乗客のためだけにあるレストランのようで、我々が到着したらおもむろにポルキロレストランが始まったのであった。周りにほとんど何もないような場所に、ぽつんと立つ不思議なレストランであった。料理はまずまず満足できるものだったよ。 我々が立ち去るころ、料理にはふたがされ、店じまいの準備が始まっていた。 1.jpg) 雨がまだ止まない、むしろ雨脚が強まっている気がするのに、バスは非常にも乗り換えスポットに到着した。 ここまでの大型バスはこの先入れなくなるそうで、小さなオープンエア（！）のマイクロバスみたいなものに全員乗り換えた。 ええと…どしゃぶり状態なんですけど… 足元、茶色の泥水の水たまりが激しく大きく広がってるんですけど〜。 かなりブルーになりながら、でも、ここで降りないと仕方ないってことで、どろどろになりながら下車。そして次の乗り物に乗る。 1.jpg) これがまたオープンエアと言うか、窓がないと言うか。一応カーテンがあるが、そんなの大雨じゃ簡単に濡れちゃう。とにかくすごい乗り物である。 当然、雨がバシバシ入ってくるし、座席も濡れる…。道路は土でボコボコになってる…。はっきり言って、乗り心地かなりイマイチである…。 それでも車は進む。 でも、良く考えたら、こんなワイルドなところをマイクロバスが通れること自体すごいよね。茶色い水たまりをかわしながら、気付いたら砂浜の砂の上まで走ってた… なんて強い車なんでしょう。外観はこんな感じで、Jardineira（ジャルジネイラ）と呼ばれる乗り物らしい。そんな言葉、ここに来るまで聞いたことがなかったぞ！ 1.jpg) 湿った砂。どろどろの水たまりばかりの道。そんな悪路をとばせるわけはなく。移動時間はものすごくかかった。気付いたらもう夕日も沈みかけていた… 1.jpg) さて… ジェリコアコアラのセントロのようなところが終点だったけど、これがまたすごい。道が砂の道なんですよ。舗装化されてなくて、街灯もほとんどないの。 こんななか、どうやって宿まで行くんだろう…とやや不安に思ってたら、ちゃんと宿から迎えの「馬車」が来てましたよ。馬車ですよ、ええ。 さすがナチュラルさが売りのジェリです。素朴でいいなぁ。 1.jpg) 素朴な雰囲気の一方で、ここにはおしゃれで洗練されたレストランも結構多いということで人気だ。さっそくこの日の夜、宿にチェックインしてから、夜のジェリの街に繰り出した。宿から中心部はちょっと離れているから、いつも出かけるときは宿のバギーで送ってもらっていた。 ローシーズンだからこその手厚いサービスなのか？そのへん未確認だけど、この送迎サービスは本当に助かった。 ちなみに初日の夜は「Carcará（カルカラー）、この地域に住む鳥の名前」というレストランへ。セビッチェ（なぜかペルー料理？）とムケッカが美味しかった。 1.jpg) ほとんど丸一日の移動だったけど、最後に美味しいものを食べて締めくくると、とても気持ちがいい。 シーズンオフで結構静かな中心部だったけど、落ち着いた空気感がいい。空を見上げると満点の星。自然を身近に感じられる街なのだ。 さてこれからPousada Vila Bela Vistaを拠点に、３泊４日でジェリコアコアラを巡る。 |
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