Rota das Emoções |
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6日目 アチンスの村をたずねて 砂丘での湖遊びが最高に楽しいアチンスですが、村をぶらぶら歩いて見るのも非常に楽しいのです。 宿から徒歩で村の中心部に向かうわけですが・・・いきなら膝までの水たまりに遭遇。とにかく水たまりを避けて通れない雨期のレンソイスツアーであります。 水たまりを渡ってまもなくの右手の家に、可愛い子牛がいたので一枚。「わたしの子牛ちゃんなのよ、可愛いでしょう〜」とにこやかに出てきたおばあちゃんと孫娘ちゃんも一緒に。 町一番の?食品店。 店というか倉庫というか… なんとも大胆な陳列ですが、生活必需品は一通り揃っている感じ。ここまでの僻地に、商品を届けるのも大変だろうよ…と心配になります。が、トヨタ・バンデイランテスが結構定期的に行き来しているようです、バヘリーニャスまで。 しばらく歩くと、草原の中に素朴な少年が二人、こちらを興味深そうに見て立っていました。 近くでは、なななんと!コメの収穫が!!! パルナイーバのデルタボートツアーで見て感激したブラジルの米ですが、ここではなんと、人の手で稲刈りが行われていましたよ。興味津津で近づき、撮影させてもらいました。 ノースリーブにショートパンツ姿で、かまを片手に稲刈り…という風景はなんだかすごいカルチャーショック。というか、これこそ感動のワンシーン。家族と親せきがその日食べる分だけを刈り取るんだそうです。売るほどは作らないのね。自給自足の世界ですな。 刈り取った稲はすぐに棒で叩いて脱穀。棒で…。これも農業の原点を見たような気持ちになって感動…。 稲がらは、ジュメンタのエサになっていました。 セントロ(中心部)に戻ってくると、砂の道に子どもたちが座り込んで遊んでいました。なんかもう、ここまで田舎な、素朴なブラジルは今まで見たことがありません。 家も、店も、子どもたちも、農業も漁業も・・・すべてが素朴の一言に尽きる世界。お金の価値感が、ここはもう、都会とは全然違うんだろうなと。お金なくても生きていけるし、楽しい。畑で海でとれたものを食べて毎日を生きて行くという究極の自給自足的生活な感じがして、これこそブラジル!な世界…。 砂丘もいいけど、この村の暮らしを垣間見せてもらうことも、ここに来る大きな意義があると思いました。 村の学校も見学させてもらいました。時間入れ替え制の学校です。朝は小さい子たちが来て、午後は中高生…みたいな感じです。 そういえば朝、上半身ハダカでたたずんでた二人の少年も、午後にはTシャツ着て通学してました。ちゃんと学校に通ってるんだ…。 この時間は数学でした。マイナスの概念を学んでました。何年生くらいかなぁ〜。 とても暑い地域なのですが、ちょっと大きい生徒たちは皆、長いジーンズをはいてましたね。流行なのかしらね。暑いのにおしゃれしたいのは、寒いのにミニスカートをはいておしゃれしたがる北国のおしゃれ高校生に通じるものがありますね(笑) 手前の子と壁際の子が着ているのが、学校の指定Tシャツ。これが一応、制服なのであります。 夕方になり宿に戻ると、新しい団体さんがチェックインしてました。彼らは、マラニョン州の州都・サンルイスのテレビ局スタッフたち。 宿の名物オーナーの取材および、近隣の名所の取材のために来たとのこと。 さっそく、近くの川で水浴びしながらカメラ回してます…。なお、この川は、地元の人がお風呂代わりに使っているらしく、タオルを肩にかけた海パン姿のおじさんが、夕方の水浴びに来たりしてました。ワイルドだ… ちなみに水温はそれほど低くないので、心地よく入っていられます。 結構な水深がありそうですが、馬にまたがったまま、二人の少年が対岸に渡っていました。 水の少ない時期はもっと楽に行けるんだろうけどねぇ。雨期は生活様式ががらっと変わってしまうのでしょうね。 雪国の冬みたいな感じで、もう住民にとっては慣れっこで当たり前なんでしょうけど。 |
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→7日目 期間限定の「海に落ちる滝」、そしてプレギッサ川でバヘリーニャスへ |