Rota das Emoções | |
Rota das Emoções |
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★概要 Rota das Emoções … 感動のルート、と訳したらおかしいだろうか。このネーミングは、ブラジルの観光局が定めた公式なものだそうで、国内でもまだ新しい観光ルートだそうだ。 ルートはこちら。(http://www.deltadorioparnaiba.com.br/maparotadasemocoesg.htmから拝借。) ちょっとごちゃごちゃしてわかりませんね、このサイズだと。 全体的にみると、このあたりです。赤マルのあたり。大西洋沿岸、3州をまたぐ形のルートです。 (http://www.suapesquisa.com/geografia/regiao_nordeste.htmより拝借) 日本でも最近テレビなどに取り上げられる回数が増え、にわかに脚光を浴びてきた「白い砂漠と青い湖が連なる神秘的な場所」〜レンソイス・マラニェンセス国立公園(Maranão州、上記左上の薄緑)と、外国からの若者バックパッカーによって人気に火がついたジェリコアコアラ(Ceará州、上記ベージュ色)、それに南米最大規模の三角州(デルタ)を有するパルナイーバ(Piauí州、上記オレンジ色)。この3点を結ぶルートが、ホッタ・ドス・エモソィンス…感動のルートなのである。 まだまだ観光地化が進みきっていない、素朴さとワイルドさがこのルートの魅力。たどり着くまでの行程も、なかなかにアドベンチャーなのである。飛行機でひとっとび、というわけにはいかない。けれど結構な距離があるから移動に時間がかかる。 だから時間に余裕がないと難しいけど、今回私たちは上記のような日程でかなり満喫できた。 時間のない人は、ジェリコアコアラだけとか、レンソイス・マラニェンセスだけになると思うけど、どちらもそれぞれ違った魅力があるから、ぜひ3箇所セットじゃなく単品でもどうぞ! |
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★観光のしかた このルートは、それぞれのポイントに多数、旅行代理店があったり、宿でも半日ツアー、一日ツアーなどをあっせんしてくれる。拠点の町からバギーで移動して観光スポットを巡る…というスタイルになるので、なんらかの形でバギーなどの乗り物に乗ることが必要。 移動なしで徒歩のみでビーチや街をうろうろしても楽しいけど、やはり、多少は足を延ばして周辺の魅力を満喫するべし! |
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★ベストシーズンって??? レンソイス・マラニェンセス国立公園に行くに当たり、誰もが思うのが「一体、何月がベストシーズンなのか?」ということではないでしょうか。私たちもそうでした。だって、一年のうちの数カ月しか現れない湖ですもの、時期を間違えたら何も見えないってこと??? で、ベストシーズン。 良く言われるのは、6〜8月ごろの、雨期が終わって水が増している時期がベストだと。この時期は雨も降らず、快晴で、まさに真っ白と真っ青のコントラストを堪能できると…。そして宿は混み、ツアーも混み、人もいっぱい…。 私たちが訪れたのは、まだ雨期が終わりきらない5月中旬。でも、雨期ですから、湖に雨水はたまっています。雨期の終盤ですから、もうほとんどフルにたまっていると言えるでしょう。そして、雨水は、湖のみならず、途中の道にもバッチリたまり、水たまりというか小川と言うか、なんともワイルドな道を車で走るという体験ができるのがこの時期であります。 4月、7月などに訪れた友人達の話をまとめると、以下のような状況になります。 ◆4月・・・雨水はそれなりにたまり、道路の水たまりはまだほとんどなく、観光はばっちりできる時期。 ◆5月・・・雨水のピーク。湖の水位はばっちり、だけど道路の冠水もものすごく、かなりワイルド。そして空模様にも注意。雨の中の湖観光ということもありうる(それは私たち…)。毎日のように降る雨のせいで、白い砂は常にやや湿り気のあるベージュ色に。砂が風で舞いカメラに入り込みカメラ故障!!というリスクはほぼないけれど、水リスクはついてきます。シーズンオフなので宿もツアーもかなりがらがら、なのでマイペースに過ごせるのがメリット。 ◆6月〜8月・・・雨期が終わり、湖の水はピークに。観光客の数もピークに。このころ、ブラジル国内は学校が冬休みになるのです。一本道の端を渡るのに、ツアーの車が列をなして待つ状態になるんだそう。そして快晴が続き砂は乾き、風に舞う砂で目が開けられないこともあるとか。日差しは強く、帽子やサングラスは必携らしい。でも、美しい夕日に出会える確率が高い時期でもあり、やっぱり、ここがベストシーズンだろうなぁ…。(再訪したい) 私が言いたいのは、いわゆるベストシーズンの6〜8月じゃなくても、湖は現れるし観光も可能だということです。さすがに11月〜1月頃には湖が消えてしまうそうだけど、中には、年中水が引かない湖も一部あるとか。ブラジル滞在時期が6〜8月じゃないからと言ってあきらめず、現地に水の状態を問い合わせるなどして、ぜひぜひ、訪れて欲しいスポットです。(水の量は、年によっても違ってくるので注意です) |
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★行き方 その1:フォルタレーザin サンルイスoutの西に向かうコース この場合、まずはセアラ州のフォルタレーザに入る。飛行機なり長距離バスなりで。 フォルタレーザからジェリコアコアラへは、バスで所要約9時間の旅。ヘデンサォン社から一日2便(?要確認)出ている。 一般的には、午前中フォルタレーザを出発して、夕暮れ時にジェリに着くパターンとなるであろう。 お金に余裕がある人は、ジェリで4WD(ランドローバー)をチャーターし、専属ドライバーとともにマイペースでジェリに向かうのもいい。長距離バスは内陸の舗装道路を飛ばすけど、4WDの場合は海沿いの砂浜をワイルドに走れるので絶対そのほうが楽しい。寄り道しない分、早く到着出来るし。 (ただし結構高いのよね…我が家は見積もり取ってみて断念しました…でも時は金なり、試す価値はあります) なお、ジェリコアコアラ→パルナイーバ→レンソイスへは、公共バス乗り継ぎも不可能ではないけれど、かなり時間に余裕がある人にしかおすすめできませぬ。と言うのは、時間が全く読めないから。時刻表などない世界で、来たバスに飛び乗るという感じ…らしい。 その2:サンルイスin フォルタレーザoutの東に向かうコース その1と逆をたどるルート。この場合はサンルイスに入ってから、レンソイス・マラニェンセス国立公園の入り口の街となるバヘリーニャスへバスで3〜5時間の移動となる。フォルタレーザ→ジェリコアコアラより便数は多く、近い。 ★東ルート、西ルート、どちらがより良いのか?! これについてはweb上のクチコミで調べた。どちらも目にする光景は結果的に同じなんだけど、人気は、「その1」のフォルタレーザin サンルイスoutのコースだった。 そして私も実際そのコースをたどってみて納得した。確かに。レンソイス・マラニェンセスを先に見るより、最後に取っておいた方がいい。感動の度合いが違う。ジェリもいいけど、やっぱりレンソイス・マラニェンセスのあのスケールにはかなわない、と思うのだ。 ジェリからレンソイス・マラニェンセスに向かうと、だんだん回を重ねるごとに盛り上がっていく連続ドラマのように、風景がだんだん盛り上がっていくのだ。 |